水晶について
天然石の一つである水晶は、古代文化とも密接な関わりがあります。
〈マヤ〉
マヤ文明、その地域の原住部族たちは、透明水晶を「ザストゥン」と呼び、
特別な力があると信じられ、おまじないの際に使われるなど、大切に扱われました。
〈オーストラリア〉
先住民の神話の中で、最も一般的な神の思し召し「マバン」と伝えられました。
〈古代ローマ〉
博物学者ガイウス・プリニウス・セクンドゥスは、永久的に凍った氷だと考え、ローマではその説が信じられていました。
日本でも、水晶の産出がありました。
山梨県北部、甲府市近郊の金峰山一帯には、かつて幾つもの水晶鉱山がありました。
明治時代には、工学ガラスや珪石資源として盛んに採掘されました。
現在稼働している鉱山はありませんが、乙女鉱山などでは、産業遺産としての保存・活用が検討されています。
富士河口湖町には、国内唯一の宝石博物館があります。
国内最大級の白水晶などの宝石が展示され、水晶の卸売りも行っています。
日本名がつけられた変わり水晶もあります。
【松茸水晶】
水晶の成長中に条件が変化し、形状が通常とは変わってしまった水晶。
先に晶出した水晶の先端に、外側の結晶が大きく成長し、キノコのような形をしています。
【日本式双晶】Japanese-twin
2つの結晶が接合した、多くはハート形の双晶(twin-crystal)。
他に、ブラジル式・ドフィーネ式・エステレル式等ありますが、形態や名称から日本式の知名度が高い。
【両錐水晶】
母岩にから脱落し、単独で成長した為、模式の結晶形態に近いもの。
ニューヨーク州ハーキマー産が有名。
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